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新学期に慣れてきたこの時期の交通事故に気を付けよう

2025.05.30


風薫る5月、早くも夏の気配が感じられるようになりました。

子どもの交通事故が最も多いのは、新学期にも慣れてきたこの時期だそうです。
こちらは、今年3月に警察庁が公表した子どもの交通事故に関する資料です。

子どもの交通事故に関する資料

「状態別・年齢別死傷者数」(1ページ目)は、令和2年から令和6年までの5年間における、歩行中および自転車乗車中の交通事故による年齢別死傷者数のグラフです。

歩行中の事故については7歳、自転車の事故については16歳が突出して多いことに驚きます。

2ページ目は、歩行中の事故が何月に多く発生しているかを示しています。
幼児については一年を通じて大きな変動は見られませんが、児童(小学生)は4月、5月、6月と事故が増加し、夏休みとなる7月・8月には減少、その後、2学期が始まる9月から再び大きく増加していることがわかります。
また、事故は14時から18時の時間帯に多く発生していることから、7歳の春、学校生活にも慣れてきた子どもたちが連休明けごろから緊張が緩み、活動範囲も広がることで、親の目が届きにくい場所での行動が増え、下校時から夕方にかけて事故が多発していると考えられます。

3ページ目は、自転車乗車中の事故の発生月を示しています。

高校生の自転車事故は4月から6月にかけて急増しています。事故発生を目的別にみると登下校66%(3人に2人)が最も多く、高校入学を機に自転車通学を始める生徒が増えることが主な要因とされています。

小学生のお子さんや、自転車通学を始めた高校生がいるご家庭では、改めて安全について話し合ってみてはいかがでしょうか。

また、車を運転するときは、朝の自転車通学の時間帯や、午後の小学生の下校時間帯には、いつも以上に注意して運転するよう心がけましょう。


【参考資料】
小学生の交通人身事故発生状況(令和6年中)(警視庁)
4ページに発生時間帯の記載があります。

高校生の交通人身事故発生状況(令和6年中)(警視庁)
2ページに発生時間帯の記載があります。

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