2025.11.17
11月運用レポート
いまから四半世紀前の2000年1月、IT企業の株価上昇によりNYダウ平均は最高値を記録していました。しかしその後「ITバブル崩壊」が起こり、さらに2001年9月の同時多発テロも重なって、NYダウ平均は約38%下落しました。特にIT関連企業が多く上場していたナスダック市場は、2000年3月のピークから約78%も下落しました。
現在のAI・半導体関連銘柄の上昇が当時のITバブルに似ているとの指摘もありますが、一方で現在の株高は利益成長の寄与が大きく、上位企業は高い収益性と強固な財務基盤を有している点で当時と大きく異なります。また、AI関連投資のGDP比はまだ小さく、過剰投資の段階にはないとの見方もあります。
以下は、ITバブル崩壊前の、高値 → その後の安値 → 今年10月末の水準です。
NYダウ平均
11,722ドル → 7,286ドル → 47,562ドル
ナスダック
5,049 → 1,114 → 23,724
ITバブル崩壊の再来になるかは注目点ですが、仮に大きな調整があったとしても、長期的には企業の成長が市場を押し上げてきたことが見て取れます。
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