子どもにおすすめの終身保険の選び方は?メリット・デメリットと併せてわかりやすく解説
「子どもの終身保険に加入したほうが良い?」「種類が多すぎて終身保険を選びきれない」「お勧めの終身保険を知りたい」このように、子どもの保険選びで悩む方は多いです。そこで今回は、子どもの終身保険の選び方や加入するときの留意点、お勧めの終身保険を解説します。子どものための終身保険は何を選べば良いのか、どのような視点で商品を選べば良いのかがわかるでしょう。
なお、ハレノヒハレは「未来すべて、ハレになれ。」を信念として、ファイナンシャルプランナーがライフスタイルに合わせてアドバイスいたします。子どもの終身保険についてお悩みの際は、ハレノヒハレまでお気軽にご相談ください(ご相談したいことがございましたら「お問い合わせ」フォームからご入力をお願いいたします)。
終身保険とは
終身保険は、被保険者(保障の対象となる人)が死亡・高度障害になったときに保険金を受け取れる生命保険です。終身保険には、次の特徴があります。
- 保障が一生涯続く
- 保険料が契約したときから変わらない
- 解約をすると解約返戻金が受け取れる(※解約するタイミングによって支払った保険料よりも返戻金が少なくなる可能性がある)
子どもの終身保険の特徴
子どもの終身保険の特徴は、契約形態と加入目的にあります。子どもの終身保険の契約形態は、次のパターンが多いでしょう。
- 契約者:親
- 被保険者:子ども
- 保険金受取人:親
また、加入する目的は、死亡・高度障害の保障がメインではなく、将来の備えであるケースが多いです。解約返戻金(解約したときに受け取れるお金)を出費が増えるタイミングで活用するケースもあります。
終身医療保険との違い
終身保険と似た名前の保険に、「終身医療保険」があります。それぞれの保険の違いは次のとおりです。
- 終身保険:被保険者が死亡もしくは高度障害になったときに保障される保険
- 終身医療保険:被保険者が病気やケガで入院・手術などをした場合に所定の給付金(定額)が支払われる保険
お子さまにどのような保障が必要なのか検討して商品を選択しましょう。
子どもの終身保険の選び方のポイント
続いて、子どもの終身保険の選び方について解説します。お子さまを想って加入した終身保険で後悔しないためにも、次の選び方のポイントをおさえましょう。
- 受け取れるお金がどのくらい必要か
- いつまで保険料を払い続けるか
- 死亡・高度障害以外に必要な保障はあるか
- 貯蓄性があるか
受け取れるお金がどのくらい必要か
子どもの終身保険を選ぶうえでまず考えるべきは、将来に必要となる金額です。具体的に必要なお金を把握しておくことで、どの程度の保障を準備すべきかが明確になります。
たとえば、大学4年間の学費総額は、国立で目安約250~300万円、私立文系で約400~600万円、私立理系ではそれ以上になることもあります(住居費等は別途)。こうしたライフイベントに備えるために保険を活用できます。
なお、大学の学部や下宿の有無などによって必要額は変わります。保障を手厚くするほど保険料は高くなるため、家計の状況と照らし合わせて無理のない範囲で決めることが大切です。
保険料を抑えたい人は「低解約返戻金型終身保険」を検討する方法もある
保険料をできるだけ安くしたい場合は、低解約返戻金型終身保険が選択肢になります。払込期間中の解約返戻金(返戻率)が低く抑えられるため、払込完了後に返戻率が上がるタイプが一般的です。長期保有を前提に保険料を抑えたい人向けであり、払込期間中に解約すると払い込んだ金額より少なくなるリスクがある点は理解しておきましょう。
いつまで保険料を払い続けるか
子どもの終身保険を選ぶ際は、保険料の払い込み期間も重要な判断材料です。方法には、「終身払」「有期払」「一時払」の3種類があります。
- 終身払:一生涯にわたり保険料を支払う方法
- 有期払(短期払):一定の年齢や年数までで払い終える方法(例:60歳払済、20年払済)
- 一時払:契約時にすべてを一括で支払う方法
終身払は月々の負担が軽い一方、総額が確定しない点に注意が必要です。将来子どもに保険を贈りたいなら、自立前に払い込みを終える設計が望ましく、終身払では子どもが引き継いで支払いを続ける必要があります。
死亡・高度障害以外に必要な保障はあるか
終身保険には、死亡や高度障害の保障に加え、特約をつけて備えを広げられる商品もあります。
- 傷害特約:不慮の事故や特定の感染症で亡くなった場合に上乗せ給付
- 医療特約・入院特約:事故や病気で入院した際に給付
- 通院特約:入院前後や手術後など所定の条件を満たす通院に給付
加入できる特約は保険会社ごとに異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
貯蓄性があるか
子どもの終身保険は、将来の教育資金づくりに活用できる「貯蓄性の高さ」も重視すべきです。死亡・高度障害の保障に加えて、資金準備を兼ねられる点がメリットだからです。
一例として、学資保険は返戻率があらかじめ決まっていますが、契約から受け取りまでに物価が上がると実質的な価値が減少するリスクがあります。当初十分だと思っていた受取額が、教育費の上昇によって不足する可能性もあるため、終身保険を選ぶ際も貯蓄性や将来の物価変動を意識して検討しましょう。
保険商品の種類が多すぎて選び切れない方は、ハレノヒハレまでお気軽にご相談ください(ご相談したいことがございましたら「お問い合わせ」フォームからご入力をお願いいたします)。

貯蓄性があるお勧めの終身保険
子どもの終身保険は、教育資金の準備を兼ねられる「貯蓄性の高いタイプ」を選ぶのが効果的です。保障と同時に将来の資金形成につながるからです。ここでは、代表的な2種類の貯蓄型終身保険について解説します。
- 変額終身保険
- 外貨建終身保険
変額終身保険:運用成果で保険金が変動する
1つ目は「変額終身保険」です。
運用成果に応じて受け取れる保険金や解約返戻金が変動し、成果が良ければ払い込んだ保険料以上の金額を受け取れる可能性があります。ただし、必ず増えるわけではなく投資リスクが伴う点を理解する必要があります。
代表的な投資リスクは次のとおりです。
- 価格変動リスク(株式や債券の値動き)
- 信用リスク(発行体の元本や利息の支払い不能)
- 流動性リスク(売却できない可能性)
- 金利変動リスク(金利による価格変化)
これらのリスクにより、受け取る金額が支払った保険料を下回る可能性もある点は押さえておきましょう。
外貨建終身保険:為替相場によって変わる
2つ目は「外貨建終身保険」です。保険料の払い込みや保険金の受け取りを外貨で行うため、為替手数料や為替相場の変動によって金額が変わります。
具体例として、1ドル=100円と仮定します。
例1(保険料の支払い)
100ドルの保険料を払う場合、円安(1ドル150円)では15,000円、円高(1ドル80円)では8,000円となり、円高の方が割安です。
例2(保険金の受け取り)
100ドルの解約返戻金を受け取る場合、円安(1ドル150円)では15,000円、円高(1ドル80円)では8,000円となり、円安の方が多く受け取れます。
外貨建終身保険は為替リスクの影響を大きく受けるため、結果的に払い込んだ保険料を下回る可能性がある点も理解して検討することが重要です。
子どもを終身保険に加入するメリット
子どもの終身保険に加入する主なメリットは次のとおりです。ここでは、それぞれのメリットについて解説します。
- 保険料が安いうちに加入できる
- 将来子どもに贈ることができる
- 成長してから保険に加入できないリスクを避けられる
- 教育資金を貯められる
保険料が安いうちに加入できる
子どもが幼いうちに加入すれば、年齢が低い分だけ病気リスクが小さく、保険料を安く抑えられます。契約時の保険料は一生涯変わらないため、早期の加入が有利です。
有期払を選べば、支払期間が長いほど月々の負担は軽くなり、家計に無理のない形で保障を備えられます。
将来子どもに贈ることができる
終身保険は、将来子どもに贈る資産として活用できます。確実に保険金を残せる一方で、贈与税が課される可能性があるため事前の確認が必要です。
子どもが自立する前に払い込みを終えておけば、負担のない一生涯の保障を渡せます。契約を引き継ぎ継続することで解約返戻金の返戻率も高まり、結婚資金や住宅購入、急な出費に活用できます。
なお、保険料はいくらくらいなのか、将来子どもに贈れるお金はいくらくらいなのかなど、終身保険の加入を検討している場合は、ハレノヒハレまでお気軽にご相談ください(ご相談したいことがございましたら「お問い合わせ」フォームからご入力をお願いいたします)。
成長してから保険に加入できないリスクを避けられる
幼いうちに加入しておけば、大人になってから健康状態や既往歴によって加入できないリスクを回避できます。終身保険は契約時に健康状態や病歴などの審査・告知があるため、早期の加入が安心です。
年齢を重ねると生活習慣や持病の影響で加入が難しくなる可能性があるため、早めの準備が有効です。
教育資金を貯められる
終身保険は教育資金の準備にも利用できます。大学進学にはまとまった費用が必要で、私立大学では初年度約120万円、国立で約81万円、公立で約92万円が目安です(授業料・入学料を含む平均額)。子どもが進学する前に払い込みを終え、解約返戻金を受け取れば教育費に充てることができます。
参照元:
子どもが終身保険に加入する際の留意点
子どもの終身保険には多くのメリットがある一方で、次の留意点をおさえておきましょう。
- 長い期間保険料を払い続ける必要がある
- インフレの影響を受ける可能性がある
- 解約すると元本割れを起こす可能性がある
- 契約形態によって課税関係が異なる
これらを理解していないと「加入しなければ良かった」と後悔する可能性があります。判断に迷う場合は、ハレノヒハレまでお気軽にご相談ください(ご相談したいことがございましたら「お問い合わせ」フォームからご入力をお願いいたします)。
長い期間保険料を払い続ける必要がある
子どもの終身保険は分割払を選ぶと、10年・20年と長期にわたって支払いを続ける必要があります。たとえば大学進学前の18歳までに払い込みを終えておくなど、計画性が重要です。ただし月額の負担が大きくなりすぎると家計を圧迫するため、無理のない設計を心がけましょう。
インフレの影響を受ける可能性がある
終身保険は契約時に金額が固定されるため、将来インフレが進むと受け取るお金の価値が下がるリスクがあります。たとえば契約時に解約返戻金100万円で車が1台買えたとしても、20年後に車の価格が200万円になれば同じ金額では購入できません。金額が確定している点は計画しやすい反面、物価上昇局面では不利になることを理解しておきましょう。
解約すると元本割れを起こす可能性がある
終身保険は短期間で解約すると、払い込んだ保険料より少ない解約返戻金しか戻らない「元本割れ」が発生します。たとえば100万円支払っても、早期解約では80万円しか戻らないケースがあります。加入時には長期的に支払いを継続できるかを考え、短期間で解約しないよう注意が必要です。
契約形態によって課税関係が異なる
終身保険は契約者・被保険者・受取人の関係によって税金の扱いが異なります。
死亡保険金を受け取る場合
死亡保険金を受け取る場合は、次の課税関係となります。
| 契約者(保険料負担者) | 被保険者 | 受取人 | 税目 |
|---|---|---|---|
| 父 | 父 | 母や子 | 相続税 (みなし相続財産) |
| 父 | 子 | 母 | 贈与税 |
| 子 | 父 | 子 | 所得税 (一時所得) |
受取人が相続人で被保険者の死亡により支払われる保険金は『500万円×法定相続人の数』まで相続税の非課税枠が適用されます。相続人以外が受け取る場合は適用されません。
解約返戻金を受け取る場合
契約者本人が受け取れば所得税(雑所得または一時所得)が課税され、契約者と受取人が異なれば贈与税となることもあります。一時所得の計算は「(解約返戻金-払い込んだ保険料の総額-特別控除50万円)×1/2」で求められ、50万円の特別控除が利用可能です。

子どもの終身保険でよくある質問
最後に、子どもの終身保険についてよくある質問とその回答を紹介します。
終身保険以外で子どもがよく加入を検討する保険はありますか?
終身保険以外で子どもの加入をよく検討する保険には、医療保険、学資保険、傷害保険、個人賠償責任保険などがあります。それぞれの保険の特徴を簡潔に解説します。
終身型の医療保険
終身型の医療保険は、病気やケガに備えて一生涯保障が続く保険です。子どもが入院や手術をした場合に保険金が支払われ、契約時に決めた保険料も上がらないのが特徴です。
更新型の医療保険
更新型の医療保険は、年齢に応じて保険料が上がる掛け捨て型の保険です。保障は更新を続ける限り継続しますが、解約返戻金はない点が特徴です。
学資保険
学資保険は、子どもの教育資金を計画的に積み立てられる保険です。満期返戻金の割合が決まっており、契約者に万一があっても保険料の支払いなしで保障が続き、満期時に返戻金を受け取れます。
傷害保険
傷害保険は、日常生活や事故でのケガを補償する保険です。公園での転倒、部活動中の接触事故、通学中の交通事故などで保険金が支払われ、健康状態に関する告知も不要で加入しやすいのが特徴です。
個人賠償責任保険
個人賠償責任保険は、他人にケガをさせたり物を壊したりした場合に備える保険です。自転車事故や日常生活での損害に対応し、示談交渉サービス付きなら保険会社が解決までサポートしてくれる点も安心です。
子どもは何歳から終身保険に加入すれば良いですか?
終身保険はできるだけ早く加入するほど保険料が安く抑えられるため、生まれてすぐの加入が有利です。
保険会社によっては0歳から加入できる商品もあります。支払い方法は、一般に総支払額は終身払の方が大きくなりやすいので、子どもに贈与する目的なら自立前に払込を終える有期払も検討すると良いでしょう。
子どもの終身保険はどこの保険会社がお勧めですか?
一律に「この会社が最適」とはいえず、家族構成やお子さまの状況によって選ぶべき保険は異なります。
どの会社の商品が合うかわからないという方は、ハレノヒハレまでお気軽にご相談ください(ご相談したいことがございましたら「お問い合わせ」フォームからご入力をお願いいたします)。
お子さまの終身保険でお悩みの際はハレノヒハレにご相談ください
子どもにお勧めの終身保険のメリット・加入するときの留意点について解説しました。子どもの終身保険は、死亡・高度障害よりも将来の教育資金形成を目的として加入する親も多くいます。
教育資金を貯める目的で終身保険に加入するのであれば、貯蓄性のある終身保険がお勧めです。変額終身保険や外貨建終身保険は、投資リスクや為替リスクはあるものの、貯蓄効果が期待できます。
終身保険は、短期間での解約による元本割れ、契約形態によって所得税や贈与税がかかるなどの留意点があります。さまざまな要素を考慮しながら、多くの商品から選ぶのは難しいものです。終身保険に興味がある方は、保険のプロに相談してよく検討すると良いでしょう。
ハレノヒハレは「未来すべて、ハレになれ。」をコンセプトとして、お客様一人ひとりの状況やご希望、ライフスタイルなどに合わせた最適な保険商品の提案を行っています。お子さまの終身保険にお悩みの際は、ハレノヒハレまでお気軽にご相談ください(ご相談したいことがございましたら「お問い合わせ」フォームからご入力をお願いいたします)。

